令和3年7月に、一戸町にある御所野縄文遺跡が世界文化遺産に登録されたのを記念し、新たな特産物を開発するために一戸町にゆかりのある(株)南部美人と一戸町と北桜高校でタッグを組み、一戸町産の米と水で醸したお酒を造る、「地域とつながる日本酒づくりプロジェクト」が令和3年9月より始動しました。

原料米には一戸町産の「いわてっこ」を使用し、その仕込み水は一戸町最高峰である西岳の湧水を使用して醸しております。

一吹という名前の由来は、一戸の「一」、さらに一戸としての初の試みという「一」。「吹」は、一戸町の魅力である人の温かさ、自然の豊かさを新しい風が吹くようにたくさんの方々へその魅力が伝わり、「一戸ブランド」のパイオニアになってほしいという願いを込めています。

今年のデザインは、一戸町の縄文時代の出土品である｢鼻曲がり土面｣をメインモチーフに、｢一吹｣のフルーティーな味わいを表現するため、ポップな色合いで目の引くデザインの表現に取り組みました。 全体デザインは曲線、流線形でカラフルに仕上げ、｢一吹｣の字体は、キリッとした直線的な黒で対称的にメリハリのあるデザインにいたしました。